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脱輪とは?側溝にタイヤが落ちたときの対処法・NG行動・ロードサービス費用

公開日最終更新監修舟橋賢司合同会社fellows 代表 / 2級自動車整備士 / ロードサービス実務

側溝にタイヤが落ちた、縁石に乗り上げた、雪・泥で動けないときの初動を整備士目線で解説。無理にアクセルを踏むと車体や足回りの損傷が悪化します。安全確保と自力脱出できる可能性がある条件、呼べる救援先、当社の脱輪・落とし込み引き上げ料金までまとめます。

無理なアクセルは悪化リスクまず安全確保引き上げ料金の考え方
側溝にタイヤが落ちて動けなくなった車をロードサービスが確認しているイメージ

この記事でわかること

  • 脱輪・落輪・車輪脱落の違いと、雪・泥・砂で動けないスタックとの切り分け
  • 自力で戻せる可能性がある条件と、すぐロードサービスへ相談すべきケース
  • 保険・JAF・民間ロードサービスの使い分けと、当社の脱輪引き上げ料金の見方

車が傾いている、車体下部が当たっている、交通量が多い場所にいる場合は、無理に動かさず安全な場所からご相談ください。

側溝にタイヤが落ちた、縁石に乗り上げた、雪や泥でタイヤが空転して動けない。こうした場面では、まず「自力で出せるか」よりも車をこれ以上傷めないことと、周囲の安全を守ることが先です。

脱輪した状態で強くアクセルを踏むと、タイヤがさらに掘れて車体が沈み込んだり、バンパー・サスペンション・ブレーキまわりを傷めたりすることがあります。危険な場所、落差が大きい場所、少しでも不安がある場合は、早めにロードサービスへ相談してください。

カートラブル110番では、群馬・栃木・埼玉エリアでレッカー搬送や脱輪・落とし込みからの引き上げに対応しています。すぐ依頼したい場合はレッカー搬送サービス、料金の正本は料金ページをご確認ください。

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【最初に安全確保】脱輪したらまずやること

📌 一言でいうと

ハザード、Pレンジまたはサイドブレーキ、同乗者の退避が最優先です。交通量が多い場所では車の周囲に立たないでください。

脱輪した車のハザード点灯と安全確保を示すロードサービス向けイラスト
車の周囲に立たない

押す人、誘導する人、確認する人が車の前後や車道側に立つと、車が急に動いたときに巻き込まれる危険があります。交通量が多い場所では作業せず、退避と連絡を優先してください。

1
ハザードを点ける
後続車や周囲の車に異常を知らせます。夜間や雨天では特に重要です。
2
Pレンジ・サイドブレーキで固定
AT車はPレンジ、MT車はギアを入れ、サイドブレーキをかけて車が動かないようにします。
3
同乗者を安全な場所へ
交通量が多い道路では車内や車の周囲に残らず、ガードレール外など安全な場所へ退避します。
4
必要に応じて連絡
事故性がある、道路設備を壊した、道路上で危険がある場合は警察や道路管理者、ロードサービスへ連絡します。

【脱輪・落輪・車輪脱落の違い】似た言葉を分けて理解する

📌 一言でいうと

脱輪・落輪はタイヤが溝や段差に落ちる状態。車輪脱落はタイヤ自体が車体から外れる状態で、自走不可のロードサービス案件です。

脱輪、落輪、車輪脱落の違いを車の状態で示したイラスト

「脱輪とは」と検索する方の多くは、側溝にタイヤが落ちた、縁石に乗り上げて片輪が浮いた、ぬかるみにはまった、といった状況にいます。言葉の違いよりも、まずは車体がどこかに当たっているか、足回りに損傷がありそうか、周囲が安全かを見てください。

特に車輪脱落は、脱輪や落輪とは別物です。ナットの緩み、ハブまわりの破損、事故衝撃などが絡むことがあり、タイヤを付け直せば走れると判断しないでください。

状態起きていること自走判断
脱輪タイヤが側溝・段差・ぬかるみなどに落ち、通常の走行位置から外れている軽度なら戻せる可能性はありますが、車体接触や足回り損傷があれば中止
落輪側溝や道路脇へ車輪が落ち込んでいる状態。脱輪とほぼ同じ意味で使われることが多い落差が大きい、車が傾く、両輪が落ちた場合はロードサービスへ
車輪脱落ホイールごと車体から外れている、または外れかけている状態自走不可。ブレーキ・ハブ・足回り損傷の可能性が高く、ロードサービス案件
雪・砂・泥スタックタイヤが空転し、路面を掘って進めなくなっている状態軽度なら脱出できる可能性はありますが、空転を続けると悪化します

脱輪・落輪・車輪脱落・スタックの違い

【自力で脱出できる可能性があるケース】軽度かつ安全な場合に限る

📌 一言でいうと

自力脱出は推奨ではなく、軽度かつ安全な条件がそろった場合にだけ検討できる選択肢です。

浅い脱輪で車体が接触していないか安全に確認している様子
可能性がある、に留める理由

同じ片輪脱輪でも、落ちた角度・車重・駆動方式・路面・車体下部の接触でリスクは変わります。少しでも動かなければ、早めに中止した方が損傷を広げにくくなります。

  • 片輪だけが浅く落ちている
  • 落差が小さく、車体下部やバンパーが地面・縁石・側溝に当たっていない
  • 駆動輪が接地していて、タイヤが完全に浮いていない
  • 交通量が少なく、作業者が車道側に出なくてよい
  • ホイール、タイヤ側面、サスペンション、ブレーキに明らかな損傷がない
  • 車の傾きが小さく、横転や滑落の不安がない

【自力脱出の手順とNG行動】少し動かなければ中止

📌 一言でいうと

試す場合も低速で短く。空転させ続ける、急アクセル、無理なジャッキアップは避けてください。

急アクセルや無理なロープ掛けなど脱輪時のNG行動を示すイラスト
  • 急アクセル:タイヤが空転して溝を掘り、車体がさらに沈み込むことがあります。
  • 長時間の空転:タイヤ、クラッチ、トランスミッション、路面を傷める原因になります。
  • 無理なジャッキアップ:不安定な場所ではジャッキが倒れ、車体落下の危険があります。
  • バンパーや足回りへのロープ掛け:牽引に耐える部位ではないため、破損や変形につながります。
  • 車の後ろから人が押す:急に車が戻ったときに挟まれる危険があります。
  • 深い側溝での作業:転落、車体の滑落、二次事故の危険が高いため専門作業に任せてください。
レンガや板を噛ませればよい、とは断定できません

現場によっては補助材が滑ったり飛んだりし、車体や人に危険が及びます。安定した作業環境がない場合は使わず、ロードサービスへ相談してください。

1
周囲の安全を確認
誘導者がいる場合も、車の前後や車道側には立たせないでください。
2
ハンドルを戻る方向へ少し切る
大きく切りすぎるとタイヤや足回りに負担がかかるため、ゆっくり調整します。
3
低速でゆっくり動かす
アクセルは最小限。タイヤが空転したり、車体が当たる音がしたりしたらすぐ中止します。
4
少し動かなければやめる
長く粘るほど路面を掘り、車体が沈み、引き上げ作業も難しくなります。

【自力で無理なケース】1つでも当てはまれば相談を

📌 一言でいうと

亀の子、両輪落ち、落差大、車体傾斜、足回り損傷、高速道路上では無理に動かさないでください。

自力で無理な脱輪状態でロードサービスへ電話する場面のイラスト

上の項目に1つでも当てはまる場合は、自力脱出よりも安全確保と連絡を優先してください。無理に動かすと、バンパーや下回りの損傷だけでなく、サスペンションやブレーキまわりの修理が必要になることがあります。

  • 車体下部が地面や縁石に乗っている、いわゆる亀の子状態
  • 左右または前後の両輪が落ちている
  • 側溝が深い、落差が大きい
  • 車体が大きく傾いている、滑落しそう
  • ホイールが曲がった、タイヤ側面が切れた、足回りから異音がする
  • 車輪が外れている、または外れかけている
  • 交通量が多い道路、夜間、雨天、見通しの悪い場所
  • 高速道路や自動車専用道路上
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【呼べる救援先|保険・JAF・民間】条件により対応範囲が変わる

📌 一言でいうと

保険・JAF・民間ロードサービスは、それぞれ無料範囲や到着時間、対象条件が異なります。緊急時は対応可否を先に確認しましょう。

脱輪時に保険やロードサービスの救援先を確認している様子

料金比較は、現場状況や契約条件で大きく変わります。保険会社やJAFを使える場合でも、無料範囲を超える作業、現場状況による追加作業、搬送先の指定可否などは事前確認が必要です。

レッカー費用全体の考え方はレッカー代の相場・料金比較でも整理しています。本記事では脱輪・落とし込みに絞って、緊急時の判断に必要な範囲だけ扱います。

救援先確認したいこと注意点
任意保険のロードサービス契約車両が対象か、脱輪引き上げが無料範囲か、クレーン作業や落差条件があるか会社・契約内容により条件が異なります。例としてチューリッヒでは落差1m以内の落輪引き上げをタイヤ本数に関わらず無料範囲としていますが、落差1m超やクレーン作業などは対象外条件があります。
JAF会員か非会員か、無料範囲を超える作業がないか、現場で追加費用が出る可能性があるか会員無料の例もありますが、落輪・転落車の引き上げ作業や無料範囲超過分などは一部または全部の負担が発生する場合があります。非会員は有償が基本です。
民間ロードサービス現在地、車種、落ち方、交通状況、搬送の有無、概算料金保険やJAFの到着が遅い、対象外、すぐ相談したい場合に選択肢になります。料金と作業範囲を電話で確認してください。

脱輪時に呼べる主な救援先

【当社の脱輪・落とし込み引き上げ料金】+5,500円は総額ではありません

📌 一言でいうと

ウインチ等を使用する脱輪・落とし込み引き上げは+5,500円。レッカー搬送の基本料金や距離料金とは別に、現場状況で総額が変わります。

脱輪した車をウインチで慎重に引き上げるロードサービスのイラスト

カートラブル110番のレッカー搬送は、基本料金16,500円(税込・5kmまで)です。5kmを超える搬送は880円/kmで加算します。

側溝や落とし込みからの引き上げでウインチ等を使用する場合は、脱輪・落とし込みからの引き上げとして+5,500円が目安です。ただし、これは脱輪対応の総額ではありません。車両の状態、落差、作業スペース、搬送の有無、通行料実費などにより作業内容・総額は変動します。

電話では、現在地、落ちているタイヤの本数、側溝の深さ、車体が地面に当たっているか、車種、搬送が必要かをお聞きします。可能であれば安全な場所から状況写真を確認できると、概算を出しやすくなります。

すぐ依頼したい場合はレッカー搬送サービスへ。料金の詳細は料金ページ、レッカー費用全体の比較はレッカー代の相場をご確認ください。

料金の正本

当社料金は src/data/pricing.ts を正本として参照しています。脱輪・落とし込みの+5,500円は、ウインチ等使用時の追加作業料金であり、基本料金・距離料金・通行料実費などを含む総額ではありません。

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【脱輪後は点検も】走れても足回りを確認する

📌 一言でいうと

脱輪後は、走れるようになっただけで安心せず、足回り・ホイール・タイヤ側面・ブレーキ・下回りを確認しましょう。

脱輪後にホイールや足回りを点検する整備イメージ

片輪が軽く落ちただけでも、ホイールやタイヤ側面に強い力がかかることがあります。両輪落ち、強い衝撃、車体下部の接触があった場合は、走れる状態に戻っても整備工場で点検することをおすすめします。

特に高速走行前や長距離移動前は、タイヤ・ホイール・足回りの異常を見落とさないことが大切です。高速道路でのタイヤトラブルは高速道路でパンクしたときの対処法も参考にしてください。

  • ホイールに曲がり・割れ・大きな傷がないか
  • タイヤ側面に切れ、膨らみ、深い擦れがないか
  • ハンドルセンターがずれていないか
  • 走行中にハンドルが取られる、異音がする、振動が出ることはないか
  • ブレーキまわりや下回りから異音・液漏れがないか
  • アライメントが狂っていないか

よくある質問

📌 一言でいうと

脱輪・落輪の違い、自力脱出、保険、警察連絡、費用など、現場で迷いやすい点をまとめます。

Q. 脱輪と落輪の違いは何ですか?
A. どちらもタイヤが本来の走行位置から外れ、側溝や段差に落ちた状態を指して使われることが多い言葉です。実務上は、落差・車体の傾き・車体下部の接触・足回り損傷の有無で危険度を判断します。
Q. 側溝にタイヤが落ちたら自力で戻せますか?
A. 片輪だけ、落差が小さい、駆動輪が接地している、車体下部が当たっていない、周囲が安全、足回りに明らかな損傷がない場合に限り、戻せる可能性があります。少し動かして戻らなければ中止してください。
Q. 急アクセルで脱出してもいいですか?
A. おすすめしません。タイヤが空転して路面を掘り、車体がさらに沈み込むことがあります。足回りやバンパーの損傷、二次事故の原因にもなるため、低速で少し試して無理ならロードサービスへ相談してください。
Q. 保険のロードサービスを使うと等級は下がりますか?
A. ロードサービスのみの利用では等級に影響しないことが多いです。ただし、車両保険などで保険金請求を行う場合は、事故の種類や契約内容により等級に影響する場合があります。必ず加入中の保険会社へ確認してください。
Q. 警察への連絡は必要ですか?
A. 事故性がある、ガードレール・側溝・縁石など道路設備を壊した、保険請求で事故証明が必要になる場合は届出が必要になることがあります。交通の危険がある場合や判断に迷う場合も警察へ相談してください。
Q. 引き上げ後、そのまま運転していいですか?
A. 異音、ハンドルのずれ、振動、タイヤ側面の傷、ホイール変形、ブレーキ違和感がある場合は走行を控えてください。強い衝撃や両輪落ちがあった場合は、走れても整備工場での点検をおすすめします。
Q. 雪・泥・砂のスタックも対応できますか?
A. 現場状況により対応可能です。タイヤの空転が続く場合や車体が沈み込んでいる場合は、無理にアクセルを踏まず、現在地・車種・路面状況をお伝えください。
Q. 脱輪の引き上げ費用はいくらですか?
A. 当社ではウインチ等を使用する脱輪・落とし込み引き上げは+5,500円が目安です。ただし、これは総額ではありません。レッカー基本料金、距離料金、通行料実費、現場状況による作業内容で総額が変わるため、まず電話で状況を確認します。

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